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[こまなきの里山通信] 秋の昆虫観察
いくぶん涼しくなった9月25日、彼岸花が咲いているころでもあるし、
こまなきの里山を訪れ昆虫観察をしました。
ミヤマカラスアゲハのメス。直前までヒガンバナで吸蜜してました。
これはツチイナゴ。成虫で越冬します。
吸蜜中のヒメウラナミジャノメ
何やら茶色い翅のチョウが…
翅を開くと・・・ルリタテハでした。
これはツバメシジミ。
里山の秋を代表する生き物 赤トンボ これはマユタテアカネ
これは顔面が白い ヒメアカネです。小さくて赤が鮮やかな愛らしい赤トンボです。
ムラサキシジミ 翅を開くと美しい紫色なのですが
ビオトープの池に増えてきたコナギ 紫色の花を咲かせるのですね
小昆虫を食べる赤トンボも逆の立場に・・・ 生き物どうしは繋がっているのです
ダイミョウセセリ 最近あまり見なくなりましたが、ここでは健在
ニホントカゲ 時々見かけますが日本固有種です
ため池を覗いたらなんとミナミメダカ(環境省レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類)が群れをつくってました
同じため池に特定外来生物ウシガエルもいました(-_-;)
ヒガンバナで吸蜜するモンキアゲハ これを見たかったのですが、今年はチョウが少ない。昨年、今年と猛暑が続いたからでしょうか?
イノシシは以前からいましたが、今年になってアライグマの足跡が見つかりました。地元の猟友会の方の協力で罠を仕掛けました。画像右端にあるのは自動撮影装置。赤外線(体温)に反応して撮影します。
9月20日 写ってました これはノウサギですね
9月23日 これはハシブトガラス
こまなきの里山にどんな生き物がいるのか、まだ分かっていないことが多いので、
調査を継続していきます。いま生息している生き物が減ることがないよう、
環境の維持管理も必要です。
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